『英文法・語法Vintage 4th Edition』
「大は小を兼ねる」を体現する本。
これは問題集というよりも、文法・語法確認書で、何度も周回することで絶大な力をつけられます。
私も他の教材出版社にいたので、本書の編集者の熱意が理解できます。
『Vintage』を出版している「いいずな書店」が誕生した経緯は業界では有名です。
その際の熱量の多くが『Vintage』に注がれていることは、本書を見ればわかります。そのため、私は生徒に『Vintage』を勧めます。
『英文法・語法 Vintage 4th Edition』は、類書と比較にならないくらいに情報が充実しています。
「情報量が多すぎて高校生には全てを網羅できない」という批判もあるようですが、実際の入試問題(センター試験の頃から)でのカバー率は、他社の類書とは比べ物にならないほどに『Vintage』が突出しています。(私は全て数えたことがあります)
そのため、類書を完璧に覚えた受験生であっても、入試本番で見たことのない問題に出会うことがありますが、『Vintage』をやっていた受験生にとっては「見たことがある問題」となります。
この差は大きいです。
無駄な余白がない
左ページが問題で、右ページが解説という形式は、どこの出版社でも同じです。
そのため、紙面レイアウトに制限があり、どうしても紙面に無駄な余白ができやすくなります。
しかし、『Vintage』では余白が出そうなら、そのスペースに追加の情報を詰め込むため、内容が濃くなります。
というわけで、これ1冊あれば受験に必要な英文法と語法を網羅できます。英検準1級までカバーできます。
また、『Vintage』は改訂を重ねるごとに、さらに情報が充実していっています。センター試験から共通テストに変わったため、発音とアクセントの問題が『Vintage』からなくなりましたが、その分、文構造・品詞・ことわざなどの新たな項目が追加されています。
この本の本体は右側ページ
左ページの問題は入試問題なので、文法・語法問題集のように見えますが(書名もそうなっています)、実は右側ページの解説が本体だろうと思います。
情報が1箇所にまとまっていることが重要で、受験生は疑問に思ったことを短時間で解決できるように編集されています。これによって、文法語法の暗記ではなく、理解に基づいた学習ができるようになります。
隙間時間に使う
「よーし、今からVintageを1時間やるぞ!」なんてことをすると、すぐに挫折します。
類書でも挫折者が多いのに、さらに問題数が多いので、終わりが見えなくなります。
『Vintage』は隙間時間にやるのがポイントです。
何かの待ち時間などを活用して、3分だけでも目を通すようなことを1日10回やれば30分を『Vintage』に充てたことになります。
この勉強方法の威力は絶大で、大変な思いをせずに、『Vintage』を何周もすることができます。
Portal英語塾では、『Vintage』を使い倒す授業をしています。
高校1年生や2年生のうちに『Vintage』が頭に入っていれば、難関大学を目指せます。
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