Some things get said, others not.
- Portal英語塾
- 3月6日
- 読了時間: 2分
東京大学の下線部和訳に出たことがある英文です。
知っている単語しかないのに、意味がわかりにくい。
このgetは「~という状態になる」という変化を表す動詞です。
ここでは 〈S+V+C〉 の形を作ります。
getが〈S+V+C〉 の文型(構造)になることで、文全体の意味を決定しています。
getが「手に入れる」の意味になるときは〈S+V+O〉 の文型になります。
このsaidは「言う」の過去形ではなく、過去分詞。
〈be + 過去分詞〉だと状態を表す受動態で、「言われている」になります。
ここでは〈get + 過去分詞〉で、「(動作の結果として)~される」という変化を表す受動の意味になります。
後半のothers notは、もともとはothers (do) not (get said).です。
英語は同じ言葉を繰り返すのを嫌うので、共通する部分を透明になるように省略しています。
否定文にするための助動詞doは、意味が表に出ないので省略されています。
本来、文をつなぐには 〈and〉 などの接続詞が必要ですが、ここでは 〈Some〉(一部)と 〈others〉(その他)が対比されているので、カンマ( , )一つで結ばれています。
ルールの暗記ではなく、「文の呼吸」(文脈)を読む力が要求されています。

直訳すると
「一部のものは言われ、他のものは言われない」
になりますが、少しわかりにくい。
「言葉にされることもあれば、されないこともある」
と意訳すると、この和訳だけを見た人でも理解しやすくなります。
前後の文章がないので理解しにくいかもしれませんが、
「頭の中にあることを全て口に出しているわけではなく、口を閉ざすことで抗議の意思を表すこともある」
という文脈で使われています。
大学入試では、これを瞬時に、そしてほぼ無意識的に理解する読解力が要求されています。
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